まずはサウジアラビアロイヤルCのコマンドラインから。
超スローペースで勝ち時計は1:36.4と遅くなったが、瞬発力勝負でステルナティーアを寄せ付けなかったのは評価していいでしょう。
初戦はどちらかといえばギアチェンジ時の反応の鈍さが気になっただけに、ひとつ課題をクリア。こういうセンスがいかにも一流って感じ。
まだ馬体の仕上がり具合も余裕たっぷりに映りますし、来春にはもっと良くなっているはず。

ただ、日本ダービーを勝つのかと言われるとまだちょっと微妙w

マイラーだというつもりはないですし、そもそも3歳春の時点であれば多少の距離適性など能力とコース適性で何とでもなると思うんですけど、他にもいい馬は揃ってるのでまだナンバーワンとまでは..
この後も必要最小限のレースを使って大舞台へ向かうことになると思いますが、一戦ずつ見落とすことなく変化を見守っていきたいですね。

ステルナティーアは賞金加算にこそ成功したものの、このヨーイドンなら勝ちたかったのが本音じゃないですかね..まあサンデーレーシング的にはこれでよかったのかもしれませんけどw
初戦の鮮やかな脚を考えると、ちょっと物足りなく映りました。

スタニングローズも新潟2歳Sに続き後方から差を詰める形で見せ場を作っている。どこかでうまいこと賞金を積んでG1に出たいですね。
そして出遅れながらも懸命に追い込んだウナギノボリも重賞でやっていける可能性を十分に感じさせた。どこかでズバッとハマってくれるのを期待。



新馬・未勝利ではまず日曜東京4Rのラスール。ルメールが「新しいグランアレグリア」と絶賛したように、非凡なスピードを見せつけた。
発馬は少し後手を踏みそうになったところを鞍上が絶妙にリカバリ。そのまま好位インに取り付くと、直線に入ってからしばらくは進路が開くのを待ち、追い出されると一気に先頭へ。逃げていたアイキャンドウイッらをあっという間に置き去りにした。
474kgのスケール感あふれる馬体はなるほどキタサンブラック産駒だなという印象を持ったし、同じく見栄えする好馬体の持ち主だった半兄シャケトラのことも思い出される。
距離はマイルから2000mが良さそうな印象。ぜひとも桜花賞には出てほしい逸材だ。

同じく日曜東京の3Rで激突したのはコリエンテスとレッドランメルト。まあレッドランメルトが勝ったのは順当な結果として、問題はコリエンテスよ。
中団待機から伸びる気配もなく、ジワジワとしか差を詰められず完敗の3着。これはさすがに情状酌量の余地なし。少なくともクラシック戦線においては大きく遅れを取ったと言わざるを得ない。

あとはチェルノボーグも負けてましたね..このレースはちょっと前残り馬場バイアスの影響も感じました。こちらは近いうちに順番が来るでしょう。

東京では土曜2Rのスターズオンアースの勝ちっぷりが際立ってました。さすがは新馬戦でルージュスティリアに迫る脚を見せただけのことはある。いい末脚でした。牝馬ゆえマイルでどれだけ走れるかが活躍度合いに直結するゆえ、そこはちょっと難しい面はあるのだが、それでも今後が楽しみ。
ちなみにこのレースでレディナビゲーターは7着と完敗。ずっとポリ追いしかできていなかった不安が的中した形。もっと走れる馬だと思ってたんだがなあ..

阪神ではトゥデイイズザデイの2着だったジャスティンロックが勝ち上がり。サトノアヴァロンがちょっと内にササり気味だったのもあったかもしれないが、長く脚を使っての完勝でした。これで新馬戦のレベルもある程度は保証されますね。吉岡辰弥厩舎の2歳世代も順調。アカデミーの2戦目も楽しみです。

あとはショウナンアデイブ。レース序盤は後方の位置取りになるも、長く脚を使って2着。正直もっとどうしようもないレースになるかと思ったけど、これなら今後にメドが立ちましたね。
勝ったアートハウスも強かった。好位から33.9秒でまとめての完勝。どちらかといえばオークス向きっぽいが、今後どういうローテで使っていくか。

最後に新潟のグランデレジーナ。上のグランデマーレやグランデフィオーレも能力があるところは示していたが、なかなか順調にいかないのがネックな血統。この馬はどうなるか。
余談ながらローカルで秋山真一郎がこういう良血馬にこっそり乗ってるのが好き。