豪州の名牝ヤンキーローズが唯一残したディープインパクト産駒ロムネヤ。その半弟(父ロードカナロア)がセレクトセールで3.7億円で落札されたように、血統的な背景からも期待が集まるが、まだ繁殖成績が未知数な初仔ということで、POG検討期間での評価はそこまで高くなかった(日刊競馬POGで48位)。

東京ではなく中山マイルでの初陣。追い切りの動きも意図的なものかソフトなレベルにとどめられており、馬体も410kg程度と聞いていただけに、どこまで期待できるかと半信半疑な気持ちでデビュー戦を見守っていたのだが..



強かったですね(断言

内枠から好発を決めると、出たなりの脚でハナへ。直後にロードカテドラルが追走する形でも息を入れながらペースを作り、ラスト3Fは11.8→11.5→11.5秒でまとめて逃げ切り勝ち。
2着のロードカテドラルもクビ差まで食い下がったが、手応えはまるで違っていた。余裕たっぷり。しかも3着のオールユアーズ以下には5馬身差をつけるワンサイド。

国枝栄調教師もかなりの手応えを感じているようで、レース直後の談話から「阪神ジュベナイルF・桜花賞に行くことになる」と名言。
普通なら「今後は様子を見てから..」などとお茶を濁すのがテンプレだが、レース前からもう馬主さんとも予定が決まっていたような雰囲気。そして実際にアルテミスSを使うことが伝えられた。
すでに今季の2歳戦でも将来性豊かな牝馬が数多く勝ち名乗りを挙げているが、そこに並びかける資格は十分にあると感じた。



敗れはしたもののロードカテドラルも強かった。相手が悪かったとしか言いようがないし、ソツなく前に行けるセンスも武器になるだろう。