桜花賞3着馬ファインルージュが鮮やかに突き抜け完勝。1番人気の座はエクランドールに譲ったが、終わってみれば力が違うと言わんばかりの内容だった。
心配された距離適性にもメドを立て、さあこれで秋華賞も..と言いたいところだが、G1だとひと踏ん張りが利くかどうか微妙なところ。ソダシやユーバーレーベン相手となると、やや分が悪いかなというのが正直なところ。

2着は内をうまく立ち回ったスルーセブンシーズ。父ドリームジャーニー譲りの中山巧者ぶりが際立つ一頭で、今から来年の中山牝馬Sが楽しみでならないw

ここまでは順当だったが、人気薄の伏兵も健闘。
惜しくも秋華賞の権利取りとはならなかったが、3着ミスフィガロの末脚は際立っていた。内有利の馬場で外からあそこまで差してこられたのは力の証。
兄にワグネリアン、そして祖母に先日亡くなったブロードアピールがいる血統が徐々に開花しようとしている。
4着シャーレイポピー、5着トウシンモンブランの好走を説明するのも難しいが、序盤ペースが遅く好位を取れたのが最後の踏ん張りにつながったか。


問題は1番人気のエクランドール。発馬直後から出脚が鈍く、全くレースに参加できないまま17着と大敗。フィエールマンの全妹という血統からも期待が大きくなるのは仕方がないが、5月に1勝クラス平場戦を勝って以来の実戦では脆さが出てしまうのはやむなし。

こういうタイプの人気馬は積極的にケンカ売りたいですね、たまには痛い目にも遭うでしょうけどw

オークス3着のハギノピリナはこのスローペースでは持ち味が出ない。後ろから競馬を進めるも、見せ場なく8着に終わった。
昨年のウインマイティーもそうだが、消耗戦のオークスで激走したタイプは前哨戦のスピード勝負について行けない可能性が高いと見ていいだろう。



近年では秋華賞への関連性も一気に増した紫苑Sだが、ファインルージュ・スルーセブンシーズともにちょっとどうかな?といった印象。サトノレイナスは骨折で離脱したが、ソダシ・ユーバーレーベン・アカイトリノムスメと春の上位陣は強力だけに、間に割って入るのはそう簡単ではなさそうだ。