変則日程で7月初旬から始まった小倉開催も、インターバルを挟んでついにフィナーレ。小倉2歳Sは10頭立てながらも楽しみなメンバーが揃った。昨年のメイケイエールやモントライゼのように、重賞戦線で主力を張り続けられるような活躍馬が出てくるか。

前売りオッズは横一線。

ショウナンマッハが新馬戦を勝ち上がったのはもう2ヶ月も前の話。スピードの違いを見せつける3馬身差の快勝だったが、当時とはまるで馬場が違うだけに簡単に再現となるだろうか。
願わくばサクラバクシンオーの血を繋ぐような役割を託したいが、そのためには改めて非凡なスピードを見せたい。

血統の良さを初戦で感じさせたのはスリーパーダ。400kgに満たない小柄な馬格だが、好位からサクッと抜け出した脚は見どころがあった。揉まれると不安も残るが、この頭数なら伸び伸び走れるはず。

函館からはるばるやって来たのがソリッドグロウ。昨年の2着馬モントライゼの全妹になる。7馬身差の圧勝は能力があってこその芸当だが、相手強化や馬場悪化でそう簡単にいくかどうか。

控える競馬を経験しながら勝ち上がってきたインプロバイザー、フェニックス賞でデビューしまずまずの末脚を見せたデュガあたりも圏内。

幸さんのアネゴハダはどうかな〜ゆくゆくは芝でもやれそうだが。



それらを相手に頑張ってほしいのがナムラクレアである。新潟での新馬戦は3着に敗れたが、あえてフェニックス賞に参戦するとここで初勝利。雨の中、厳しいレースとなったが2番手からきっちり抜け出した。

長谷川浩大調教師がデビュー前から期待していた秘密兵器。追い切りもしっかり動いていて、しまい重点とはいえ坂路でラストは11.6秒をマーク。ここを勝って厩舎の重賞初勝利といきたい。他厩舎からの引き継ぎでなく、「生え抜き」の2歳馬でそれが実現できれば最高。

馬主さんも函館2歳Sをナムラリコリスで制しており、「ナムラ旋風」が巻き起こることを期待したい。