一週間あれこれ思いを巡らせたが、前日にして結論をガラッと変えることになった。果たしてこれがどう出るか。

土曜の中山競馬を見ていて感じたのが、とにかく芝コースのコンディションがタフ。がっつり時計はかかってるし、なおかつ簡単に後ろからは追い込んでこられない。9R立志賞でルメールが後ろからマクリを打ちながら、ゴール前で逆噴射してしまったのが印象的。12RグレイトフルSも人気薄の逃げ切りだったし、簡単に追い込みが利く馬場ではなさそう。

当初はクロノジェネシス中心でいくつもりだったが、これはちょっと危ういのではないかと考え直すことに。代わりに今年最後の勝負を託すのはカレンブーケドール。

じっくり構える系の有力馬が多い中、自分から勝負に出られる機動力は大きな武器になる。持久力に長けたタイプゆえペースが流れても踏ん張りが利くし、流れが落ち着いて位置取りゲーになっても上手に立ち回れるのは大きな強み。ジャパンCからの疲れが気になるところだが、そこは国枝栄厩舎の調整力に託す。

気になるジンクスも立ちはだかるが、決して「2着でいい」と甘く考えているわけではない。勝てると思っているからこその指名。テン乗りが勝てない有馬記念。それは知っている。最後に勝ったのは88年のオグリキャップ。そう、今年の抽選会に登壇した岡部幸雄さんの手綱だった。おや?
重賞未勝利馬が勝てない有馬記念。最後に勝ったのは83年のリードホーユー。今月になって突然マスメディアに姿を現した田原成貴の手綱だった。ついでに今年の皐月賞・日本ダービーで全く同じワンツーになったのも、83年のミスターシービー・メジロモンスニー以来だった。

歴史の重い扉が開かれようとしている。

◎ カレンブーケドール
◯ フィエールマン
▲ クロノジェネシス

とはいえまともな勝負になれば有力な相手はこの2頭。フィエールマンはハイペースならじっくり構えて勝負に出られるし、スローになったらルメールがリカバーしてくる。それでもダメなら小回りが絶望的に合わないということだろう。クロノジェネシスは序盤の位置取りに失敗するようだと面倒なことになる。消耗戦になれば勝手に浮上してくるだろうけど。

△ ラヴズオンリーユー
△ ワールドプレミア
△ キセキ
△ ラッキーライラック
△ オーソリティ

ペースが落ち着くと好枠が活きてくるラヴズオンリーユーは警戒しておきたい。ワールドプレミアは控えて大外ぶん回しだと展開待ちだがどう乗ってくるか。お行儀よく走れたらキセキもまだ侮れない。ラッキーライラックはスローペースならどうにか。オーソリティは目立った弱点はない。力が通用するかだけ。

× バビット
× ブラストワンピース
× ユーキャンスマイル

万が一の大穴候補として最内枠のバビットと、同じく内から立ち回れるブラストワンピース。逆に大外に入ったユーキャンスマイルは完全に前崩れ待ち。展開次第ではアドマイヤモナークの再現もあるかもしれないが。

馬券はシンプルに◎から馬連のつもり。ホープフルSで手痛い傷を負っただけに控えめにしておこうかと..w

最後になったが、坂井瑠星が初めてグランプリの舞台を経験できることになった。経緯が経緯だけに素直に喜ぶわけにもいかないが、クレッシェンドラヴ陣営の期待に応える騎乗が見られれば。そして今度は緊急のオファーではなく自らのお手馬とのコンビでこの舞台にたどり着けることを願いつつ。

はい、悔いのない有馬記念にしましょう。