勢いに乗って有馬記念の有力馬について簡単に語っていこうシリーズ。まずはファン投票1位、馬券でも人気の中心になりそうなクロノジェネシス。

強くなりましたよね、この馬。宝塚記念の振り返りでも書いた記憶があるけど、ノーザンファームの牝馬は馬体がグンと増えたタイミングが本格化の証。昨年の秋華賞でプラス20kg、そして宝塚記念でもプラス10kgでそれぞれ勝利。

■ ボリュームアップは覚醒の証、クロノジェネシス驚異の6馬身差圧勝/宝塚記念


バゴ産駒らしく、もともとは消耗戦に強くスローペースの瞬発力勝負だと遅れを取るタイプ。昨年のエリザベス女王杯で伸びあぐねたのはまさにその弱点が出たからと解釈していた。ところが前走の天皇賞では33秒前後の末脚勝負になりながらも、ゴール前でアーモンドアイに迫るだけの瞬発力を使い、切れ味比べでも高いレベルで争えることを証明。その「引き出し」が着実に増えてきているのも充実ぶりを物語っている。

とはいえ、本領発揮はやはり宝塚記念のとんでもない圧勝が示す通り持久力勝負でこそ。展望エントリで書いた通り、キセキかバビットがそれなりのペースを作ってくれればこの馬にとってはうってつけ。馬場も先週くらいのレベルで時計がかかった方が好都合と言えるだろう。現在のところ、限りなく本命に近いレベルで有力視してます。

距離は未知数ながらスタミナの裏付けは十分、バテることはないでしょう。北村友一を不安視する声も少なからずあるようですが、G1でも格負けしない貴重な中堅ジョッキーですよ彼は。心配ないと見ています。
唯一、気がかりなのはスローペースになった時。さほど器用なタイプではないだけに、恐らくポジションは中団から後ろになるはず。流れが落ち着くと距離ロスが響くだけに、その場合は鞍上のアシストが求められる。

枠順は極端に内じゃない方がありがたいかも。8番とか10番とかそのへんがベストかな。