グレナディアガーズの大駆けには屈したものの、上位人気に支持されたステラヴェローチェとレッドベルオーブはそれぞれ実力通りのレースができたように思う。



展望エントリの時点でも書いてはいたが、ステラヴェローチェは決して道悪専用機ではない。それが証明された一戦だったし、気性面の課題と向き合いながら高速決着にも対応できたのは大きな収穫といえるのでは。

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横山典弘もしっかりと馬場を読み切り、ロスなく立ち回る好騎乗だった。今後もこのコンビでどんな成長曲線を描いていくかが非常に興味深いが、血統的には距離延長にもトライしてみたいところ。対応できるかは気性次第ってとこだろうか。ただ、皐月賞・日本ダービーで勝ち負けまで持っていくにはもうワンランク上のスケールがほしい。
この馬に関してもう一つ触れておきたいのが、須貝尚介厩舎の復権。19年は重賞勝ち無しに終わるなど、ゴールドシップやジャスタウェイでG1戦線を席巻してきた時台に比べると大舞台での活躍馬が少なくなってきていた。それがPOG検討時点でも気になっていたのだが、白毛の2歳女王ソダシは出てくるしバゴの異端児も出てくるし完全に流れは変わったか。



一方、単勝1番人気に支持されながら3着に敗れたレッドベルオーブは、少し限界のようなものを感じさせたかも。
序盤の位置取りについて福永祐一が「選択ミス」と振り返ったようだが、それを差し引いても完敗だった。もっと積極的な競馬をした方が持ち味が活きるのだろうか。
とりあえず序盤の行きっぷりを見ても距離はマイルくらいが良さそう。クラシック戦線に挑んでいくのであれば相当な覚悟が必要。

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